学校との連携ガイド
学校と家庭が協力して、子どもたちの足の健康を守るための 連携方法と実践的なアプローチをご紹介します。
学校スタッフの役割
養護教諭
- 健康診断での足の観察
- 日常的な健康相談
- 怪我の応急処置
- 保護者との連携
体育教諭
- 運動時の観察
- 適切な運動指導
- 靴の確認
- スポーツ障害の早期発見
担任教諭
- 日常生活の観察
- 歩き方の変化に気づく
- 保護者への情報共有
- 専門機関への橋渡し
観察のポイント
姿勢・歩行
- 片足に体重をかけて立つ
- 内股・がに股歩き
- つま先歩き・かかと歩き
- 階段の昇降時の様子
運動時
- 走り方の左右差
- ジャンプ後の着地
- 体育を嫌がる
- 特定の動作を避ける
靴・足の状態
- 靴の異常な減り方
- 靴のサイズ不適合
- 足の変形や腫れ
- 爪の異常
訴え・様子
- 足の痛みの訴え
- 疲れやすさ
- 朝の起床困難
- 運動後の不調
学校での取り組み例
足育プログラム
年2回対象:全学年
内容:
正しい歩き方、靴の選び方を学ぶ
運動器検診
年1回対象:小学1年・4年
内容:
足を含む運動器の総合的なチェック
スポーツテスト
年1回対象:全学年
内容:
運動能力と足の機能の関連を評価
個別相談
随時対象:希望者
内容:
専門家による個別アドバイス
連携の方法
📋
健康診断の活用
年次健康診断時に足の状態もチェック項目に含める
📰
保健だよりでの啓発
足の健康に関する情報を定期的に発信
🎤
専門家による講演会
保護者・教職員向けの足育講座の開催
💬
相談窓口の設置
足の悩みに特化した相談日を設定
情報共有のフロー
1
気になる症状の発見
教職員が日常観察で異変に気づく
2
保護者への連絡
観察内容を具体的に伝える
3
専門機関の紹介
必要に応じて医療機関を案内
4
フォローアップ
経過観察と継続的なサポート
学校向けリソース
教材ダウンロード
授業で使える足育教材をご用意しています
講師派遣
専門家による出張講座のご案内
相談窓口
学校関係者専用の相談サービス
学校と家庭が連携して、子どもたちの健やかな成長をサポートしましょう