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テニス
多方向への動きに対応する足のケア
テニスは前後左右への素早い動き、急激なストップ&ゴーが特徴的なスポーツです。 コートサーフェスによっても足への負担が変わるため、適切なケアが重要です。
コート別の特徴
ハードコート
衝撃度:高
衝撃が強く、足への負担大
クッション性の高いシューズ必須
クレーコート
衝撃度:低
スライドしやすく、関節に優しい
グリップ調整が重要
グラスコート
衝撃度:中
滑りやすく、バランスが必要
足首のサポート重視
テニスで多い足の怪我
テニスレッグ
30%部位:ふくらはぎ
原因:急激な前進、ストップ動作
重症度:中〜重
足関節捻挫
35%部位:足首
原因:横移動時の捻り
重症度:軽〜中
足底筋膜炎
20%部位:足底
原因:ハードコートでの長時間プレー
重症度:中
アキレス腱炎
15%部位:アキレス腱
原因:サーブ時の蹴り出し
重症度:中
テニス特有の動き
⬆️
スプリットステップ
相手の打球に反応する基本動作
着地時の衝撃に注意
↔️
サイドステップ
ベースライン沿いの横移動
足首の内反捻挫リスク
⬅️
フォワードダッシュ
ネットへのアプローチ
ふくらはぎの肉離れ注意
➡️
バックペダル
ロブへの対応
アキレス腱への負担大
怪我予防エクササイズ
アジリティラダー
目的:フットワーク向上
時間:10分
頻度:週3回
カーフレイズ
目的:ふくらはぎ強化
時間:3セット×15回
頻度:週4回
バランスボード
目的:足首の安定性向上
時間:5分×両足
頻度:毎日
プライオメトリクス
目的:瞬発力向上
時間:20分
頻度:週2回
テニスシューズの選び方
必須機能
- 横方向のサポート
サイドステップ時の安定性
- つま先の補強
ドラッグによる摩耗対策
- 適度なクッション
衝撃吸収と反発性のバランス
コート別選択
- ハードコート用
耐久性とクッション性重視
- クレーコート用
ヘリンボーンパターンのソール
- オールコート用
バランス型で汎用性高い
練習時の注意点
練習前
- • 十分なウォーミングアップ
- • 足首のテーピング(必要時)
- • シューズの状態確認
練習中
- • 水分補給をこまめに
- • 疲労時は無理しない
- • 正しいフットワーク意識
練習後
- • クールダウンストレッチ
- • アイシング(炎症時)
- • 十分な休養
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