6-12歳
ゴールデンエイジ - 運動能力の黄金期
運動神経が最も発達するこの時期は「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、 様々なスポーツの基礎技術を身につける絶好のタイミングです。 同時に、成長期特有の怪我にも注意が必要な時期でもあります。
ゴールデンエイジの特徴
90%
神経系の発達
12歳までに成人の90%まで発達
最高
運動学習能力
新しい動きを最も習得しやすい時期
急速
身体の成長
年間5-6cmの成長が続く
スポーツとの向き合い方
多様な運動経験
特定のスポーツに偏らず、様々な動きを経験することで、 総合的な運動能力が向上します。
楽しさを重視
勝敗よりも「楽しい」と感じることが、 長期的なスポーツ継続につながります。
適切な負荷
成長期の身体に過度な負担をかけず、 段階的にトレーニングを進めることが大切です。
推奨される活動
⚽
球技スポーツ
協調性と判断力を養う
🏃
陸上競技
基礎体力の向上
🤸
体操・ダンス
柔軟性とバランス感覚
🏊
水泳
全身運動で怪我リスクが低い
注意すべきスポーツ障害
シーバー病
部位: かかと
症状: 運動後のかかとの痛み
多い競技: サッカー、陸上
オスグッド病
部位: 膝
症状: 膝下の痛みと腫れ
多い競技: バスケ、バレー
疲労骨折
部位: 足部
症状: 慢性的な痛み
多い競技: 陸上、体操
これらの症状が見られたら、早めに整形外科を受診し、適切な治療を受けましょう。
怪我予防の3つのポイント
ウォーミングアップ
- ✓運動前15分以上の準備運動
- ✓動的ストレッチの実施
- ✓段階的な強度上昇
適切な休養
- ✓週2日以上の休養日
- ✓同じ動作の反復を避ける
- ✓痛みがある時は無理しない
正しいフォーム
- ✓基本動作の習得
- ✓専門家の指導を受ける
- ✓無理のない練習計画
スポーツシューズの選び方
選び方のポイント
- •競技特性に合った設計のものを選ぶ
- •成長を考慮し、3-6ヶ月でサイズを確認
- •クッション性と安定性のバランス
- •足首のサポート機能
メンテナンス
- •使用後は必ず乾燥させる
- •インソールは定期的に交換
- •靴底の減りを定期的にチェック
- •複数の靴をローテーション
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