0-3歳
ファーストシューズと歩き始めのケア
この時期は足の骨がまだ軟骨で形成されており、適切なケアが将来の足の健康を左右します。 裸足での活動を基本とし、必要な時のみ適切な靴を選ぶことが大切です。
発達の目安
6-12ヶ月
つかまり立ち・伝い歩き
まだ靴は不要です
12-15ヶ月
独立歩行開始
ファーストシューズの検討時期
18-24ヶ月
安定した歩行
外出用の靴が必要に
24-36ヶ月
走る・跳ぶ
活発な動きに対応する靴選び
ファーストシューズの選び方
歩き始めて10歩程度安定して歩けるようになったら、ファーストシューズを検討しましょう。 最初は室内で練習し、慣れてから外出時に使用します。
適切なサイズ
足の実寸+0.5〜1.0cmの余裕が理想的
柔らかい素材
足の動きを妨げない柔軟な素材を選択
軽量設計
重い靴は歩行の妨げになります
通気性
蒸れを防ぐメッシュ素材などが最適
靴選びのポイント
- •つま先に5mm程度の余裕
- •かかとがしっかりホールドされる
- •足の甲で調整可能(マジックテープ等)
- •滑りにくいソール
注意すべき症状
内反足気味
症状: 足が内側に向いている
対応: 小児科医に相談を
扁平足
症状: 土踏まずが見られない
対応: 3歳までは正常な場合が多い
爪の巻き込み
症状: 爪が皮膚に食い込む
対応: 爪の切り方を見直す
日常のケアポイント
毎日のケア
- • お風呂で足を優しく洗い、指の間も清潔に
- • 爪は真っ直ぐに切り、角を少し丸める
- • 足のマッサージで血行促進
- • 靴下は締め付けないものを選択
環境づくり
- • 室内では裸足を推奨
- • 床は滑りにくい素材に
- • 足を使った遊びを取り入れる
- • 定期的な足のサイズ測定(3ヶ月ごと)